1月15日(火)、一水会フォーラムで講演した。この日は木村代表がロシアに行ってるし、「代表がいないんだったら」って、来る人も少ないだろうと思った。でも、50人ほどが集まって、会は満員だった。ホッとした。
一水会では、3年ほど前にも講演した。それ以前にも一水会で講演をしたのは何回かあった。今までいろんなことがあったなと思い出した。
ある時、作家の見沢知廉氏が講師だった。あの時、見沢氏は売れっ子で、マスコミにも引っ張り回されていた。一水会から出た作家だということで大変だった。人が沢山集まった。
でも見沢氏は来ない。急に調子が悪いと言ってドタキャンだ。「じゃ、中止にしよう」と言った。でも、それはダメだな、と思った。
じゃ代理を立てよう。他の人間ではダメだ。「じゃ、一水会を代表して誰かが出てくれ」ということになり、私が出た。
一水会では、3年ほど前にも講演した。それ以前にも一水会で講演をしたのは何回かあった。今までいろんなことがあったなと思い出した。
1972年に一水会を作ってから私はずっと一水会会長をやっていたから、必死で代役を務めた。
そして、終わってからちょっと挨拶をした。
〈皆さんは見沢氏の話を聴きに来たんでしょう。私が代役では、不満だという人もいるでしょう。その人には、今日の講演会の料金を私が返します。だから、遠慮なく言って下さい…〉
と。
こっちは手を抜いた話はしなかったので、そんなことを言う人はいないと思っていた。
ところがいたんだ。「じゃ、返してもおうっと、と。それも1人や2人じゃない。6、7人いた。1人2千円だから、7人で1万4千円だ。私は自分のお金で返した。
見沢氏の代役を真剣にやったし、頑張ってやった。全く手抜きはない。それはないと思った。そんなことまで思い出してしまった。
でも今年1月15日の一水会フォーラムではそんなことはなかった。皆、真剣に聴いてくれた。私は今回の一水会フォーラムでは、パワーポイントを使いながら説明した。
又、一水会フォーラムの後は、1月16日に新潟県の五泉市だ。10人ほどだった。
さらに次の日は新発田市で10人くらい来てた。
1月14日から17日まで、4つの会場で、トークをしたことになる。少し疲れたが、なかなか、よかった。
いつものように政治的な話をしたが、今回は、地元の人たちの生活に密着した活動の話が出来たと思う。
五泉や新発田では、毎年やってくれという。年に1回ならやってもいいな、と思った。
⑤次はこれです。『イラストでわかる日本の元号』(池田書店)。グッとくだけた本のようですが、なかなか勉強になった。「平成」は「史記」の「内平外成」から取ったと書かれている。「明治」は「明治は天皇がくじ引きで決定」と。
『天皇陛下の味方です』(バジリコ)「この本を参考にして書いた」と滝田修さん自分の本に書いています。ありがたいです。
出版社が送ってくれました。『ドイツのの新右翼』。日本のと似ています。
他にもいい本が沢山ありました。
池上彰、上田紀行、中島岳志らの『平成論』(NHK出版新書)。藤原正彦さんの『日本人の誇り』(文春新書)などなどです。