2019/01/28 鈴木邦男

4日間の講演を続きで

一水会フォーラム。1/15(火)
一水会フォーラム。1/15(火)
五泉市で。1/16(水)
五泉市で。1/16(水)
新発田市で。1/17(木)
新発田市で。1/17(木)
『日本年号史大事典』(雄山閣) 『日本年号史大事典』(雄山閣)

1月15日(火)、一水会フォーラムで講演した。この日は木村代表がロシアに行ってるし、「代表がいないんだったら」って、来る人も少ないだろうと思った。でも、50人ほどが集まって、会は満員だった。ホッとした。

一水会では、3年ほど前にも講演した。それ以前にも一水会で講演をしたのは何回かあった。今までいろんなことがあったなと思い出した。

ある時、作家の見沢知廉氏が講師だった。あの時、見沢氏は売れっ子で、マスコミにも引っ張り回されていた。一水会から出た作家だということで大変だった。人が沢山集まった。

でも見沢氏は来ない。急に調子が悪いと言ってドタキャンだ。「じゃ、中止にしよう」と言った。でも、それはダメだな、と思った。

『イラストでわかる日本の元号』(池田書店) 『イラストでわかる日本の元号』(池田書店)

じゃ代理を立てよう。他の人間ではダメだ。「じゃ、一水会を代表して誰かが出てくれ」ということになり、私が出た。

一水会では、3年ほど前にも講演した。それ以前にも一水会で講演をしたのは何回かあった。今までいろんなことがあったなと思い出した。

1972年に一水会を作ってから私はずっと一水会会長をやっていたから、必死で代役を務めた。

そして、終わってからちょっと挨拶をした。

〈皆さんは見沢氏の話を聴きに来たんでしょう。私が代役では、不満だという人もいるでしょう。その人には、今日の講演会の料金を私が返します。だから、遠慮なく言って下さい…〉
所功『元号』(文春新書) 所功『元号』(文春新書)

と。

こっちは手を抜いた話はしなかったので、そんなことを言う人はいないと思っていた。

ところがいたんだ。「じゃ、返してもおうっと、と。それも1人や2人じゃない。6、7人いた。1人2千円だから、7人で1万4千円だ。私は自分のお金で返した。

見沢氏の代役を真剣にやったし、頑張ってやった。全く手抜きはない。それはないと思った。そんなことまで思い出してしまった。

でも今年1月15日の一水会フォーラムではそんなことはなかった。皆、真剣に聴いてくれた。私は今回の一水会フォーラムでは、パワーポイントを使いながら説明した。

たけもとのぶひろ『今上天皇の祈りに学ぶ』(明月堂書店) たけもとのぶひろ『今上天皇の祈りに学ぶ』(明月堂書店)

又、一水会フォーラムの後は、1月16日に新潟県の五泉市だ。10人ほどだった。

さらに次の日は新発田市で10人くらい来てた。

1月14日から17日まで、4つの会場で、トークをしたことになる。少し疲れたが、なかなか、よかった。

いつものように政治的な話をしたが、今回は、地元の人たちの生活に密着した活動の話が出来たと思う。

五泉や新発田では、毎年やってくれという。年に1回ならやってもいいな、と思った。

【だいありー】

森達也『FAKEな平成史』(角川書店) 森達也『FAKEな平成史』(角川書店)
  1. 1月21日(月)午後から警察病院に行く。MRIの検査だ。今までMRIは何回かやったことがあるが、今回は随分と時間がかかった。これは大変だった。苦しくて叫びそうになった。
  2. 1月22日(火)家で寝ていた。
  3. 1月23日(水)午後2時、レーニンさんから電話。「今日、約束したのに来てない、と。「しまった!」とあわてて行く。そして打ち合わせだ。
安藤寿康『なぜヒトは学ぶのか』(講談社現代新書) 安藤寿康『なぜヒトは学ぶのか』(講談社現代新書)
  1. 1月24日(木)今日から河合塾コスモの授業が始まる。
     3時、「現代文要約」。
     5時、「読書ゼミ」。今日は安藤寿康さんの『なぜヒトは学ぶのか=教育を生物学的に考える』(講談社現代新書)を読む。
     これは凄い。実に面白かった。家に持って帰り、全部読んだ。「教育」とは何かを、とても面白く書いていた。
  2. 1月25日(金)午後、図書館。
  3. 1月26日(土)横手に行く。
  4. 1月27日(日)角館、湯沢に寄って、夜、東京に帰る。

【写真説明】

一水会フォーラム。1/15(火)

①一水会フォーラムで講演(1月15日)。

五泉市で。1/16(水)

②五泉市で講演(1月16日)。

新発田市で。1/17(木)

③新発田市で講演(1月17日)。

『日本年号史大事典』(雄山閣)

④天皇・改元について、原稿、講演があったので、かなり本を読み込みました。いい本を 紹介しましょう○。『日本年号史大事典』(雄山閣)。長谷川光良さんのお勧めでした。

『イラストでわかる日本の元号』(池田書店)

⑤次はこれです。『イラストでわかる日本の元号』(池田書店)。グッとくだけた本のようですが、なかなか勉強になった。「平成」は「史記」の「内平外成」から取ったと書かれている。「明治」は「明治は天皇がくじ引きで決定」と。

所功『元号』(文春新書)

⑥『元号=年号から読み解く日本史』(文春新書)もよかった。所功、久禮旦雄、吉野健一さんが書いている。

たけもとのぶひろ『今上天皇の祈りに学ぶ』(明月堂書店)

⑦『今上天皇の祈りに学ぶ』(明月堂書店)。滝田修さんが書いてます。勇気ある本です。「たけもとのぶひろ」の名前で書いています。

森達也『FAKEな平成史』(角川書店)

⑧森達也『FAKEな平成史』(角川書店)

安藤寿康『なぜヒトは学ぶのか』(講談社現代新書)

⑨『なぜヒトは学ぶのか』(講談社現代新書)

『天皇陛下の味方です』(バジリコ)「この本を参考にして書いた」と滝田修さん自分の本に書いています。ありがたいです。

出版社が送ってくれました。『ドイツのの新右翼』。日本のと似ています。

他にもいい本が沢山ありました。

池上彰、上田紀行、中島岳志らの『平成論』(NHK出版新書)。藤原正彦さんの『日本人の誇り』(文春新書)などなどです。