2018/05/28 鈴木邦男

仙台に行き、高校の同窓会に出た!

5/18(金)姉の葬儀
5/18(金)姉の葬儀
5/16(水)に会ったばかりなのに
5/16(水)に会ったばかりなのに
兄や弟たちと会いました
兄や弟たちと会いました
5/19(土)同窓会の懇親会
5/19(土)同窓会の懇親会
懇親会のオープニング
懇親会のオープニング
1回生です 1回生です

5月19日(土)、仙台に行く。高校の同窓会だ。

こんな時に同窓会に出ていいのかな、と思ったが、行ける時は必ず行っている。出席の返事はかなり前に出してるし。先生や同級生と会うのも楽しみだし。だから行きましたよ。

先週は、随分と飛行機に乗っている。5月15日(火)、16日(水)は札幌に行った。16日(水)の夜に東京に帰ってきた。

それから17日(木)の朝に、姉が亡くなったから、18日(金)に又、札幌に行った。姉の見舞いだ。そして次の日は仙台だ。札幌から仙台までも飛行機が出ていた。

飛行場から仙台駅までは列車で40分。それからタクシーで同窓会の会場に行く。

予算や人事の報告などで面白くないが、付き合って聞く。

6時から懇親会だ。別な会場で、そこに入ると吹奏楽部が迎えてくれる。ジャズやクラシックで。最後は校歌だ。皆さんも歌って下さいと言われ、歌う。涙が出る。

不思議だ。あんなにいじめられ、殴られた学校なのに私には「愛校心」があるんだ。いじらしいと思った。

懐かしい先生や同窓生と会う。これは嬉しい。特に私なんかは、本来ならば、来れないのに、特別に「来ていいよ」と言われてるようで、嬉しい。

5回生の三浦さんです 5回生の三浦さんです

厳しい学校で、教師にはよく殴られていたけど、でもいろんなことを学んだ。人生に役立っている。

私は一回生だ。一回生は50人クラスで3クラスだから150人いた。でも今回、同窓会に来たのは、たったの4人だ。

「うわー、まるで絶滅危惧種だな。一回生は4人しか残ってないのか。あとは死に絶えたのか!」と皆、言っていた。

そんなことはないだろう。仕事が忙しくて来れない人がいたのだ。

でも一回生は74才だ。もう仕事なんてない。足腰が立たなくて歩けないとか、子供がお小遣いをくれないので外に出れないとか。そんな理由かもしれない。

先生だって毎年来る先生もいるし、今まで一度も来たことがない先生もいる。脇田先生などは毎年来てくれる。

生徒と問題を起こした先生は来ない。体が大きくて堂々としてる先生は、たとえ体罰をしても、「それがどうした。当然だ」と思っていたのか、堂々と来ている。生徒に人気がある。

でも、体が小さくて優しいのに、生徒を殴る人は来ない。「教師という権威、権力」を利用して、怒鳴ったり、チョークを投げつけたりした。私もよくチョークを投げられた。

若い女性も同窓生です 若い女性も同窓生です

一度、ひょいとかわしたら、「かわすな。卑怯者め」と言って殴られた。どっちが卑怯者だよ。

そんな先生は、一度も来ない。まさか、「やられる」と思ってこないのではないだろうが、どうにも気が向かないようだ。

よく殴られた先生でも懐かしい先生もいた。教頭先生で田口先生という人がいて、一度も来てない。

会いたいな、と思ったら、あの先生は近くの教会には行ってる。そこに行ったらいい、と言われて、私は行った。先生がいた。挨拶した。よく分からないらしい。

そしたらそばにいた他の先生が、「あっ、ほら、教師の○○を殴って一度、退学になった鈴木ですよ」と耳打ちしている。

すると田口先生、「おっ、あの鈴木か!懐かしい」と握手を求めてきた。「あの鈴木」なんだ。

私はまるでテロリストだ。でも思い出してくれてよかった。そんなことが何度かあった。

そんな問題児の私でも同窓会に呼んでくれたのだ。ありがたい。嬉しいですよ。

会場に行く前に、タクシーを降りて、少し歩いた。

そしたら若いカッブルが道を横切った。しっかりと手をつないでいる。「学校なら、即、退学だよな」と、つい、つぶやいてしまった。

実際、町で女の子と話をしただけで退学になった生徒もいた。かわいそうだ。それも「桃色遊戯にふけり」なんて理由を貼り出されていた。あとはタバコを吸ったとか、カンニングをしたとか。そんなことが多い。つまらない理由だ。教師を殴って退学なんて私だけかな。

私の事件の一年後、二回生が修学旅行に行って先生と面談したという。何か事件があって話し合いの場を持ったらしい。でも、それが「クーデターだ!」と言われ、一挙に10人ほどが退学になった。

二次会で 二次会で

一回生はテロだが、二回生はクーデターだ。と言われた。ともかく一回生は退学、二回生は集団退学。そのあとは、段々と「平和」になった。そして、服装は自由になり、何と10年後には男女共学になる。

女の子と話して退学になった人も昔はいたのに、今は、毎日、教室で話している。「青春を返せ!」と暴れたい気持ちだろうね。

ともかく当時は、随分と反発した。学校が抑圧的だからだ。でも今は、自由に考えることが出来る。たとえ教わらなくても、考えるチャンスをくれたことには感謝している。

これはいろんなことで考えているし、宗教を考える上で役に立っている。

20日(日)は、ホテルを出て、仙台をブラブラと歩いた。「青葉まつり」をやってたし、気持ちがよくて、かなり歩いた。

昔住んでいた家まで来てしまった。家はもうないが。マンションが建っていた。

いいねー。いつか仙台にも仕事があったら、ここを借りようと思った。

それから、又、仙台を歩き、駅に行き、東京に帰った。

翌5/20(日)、「青葉まつり」を見ました
翌5/20(日)、「青葉まつり」を見ました
昔、住んでたところはマンションに…
昔、住んでたところはマンションに…
こちらが正面です
こちらが正面です

【だいありー】

5/21(月)。石田純一さんと
5/21(月)。石田純一さんと
石田さん、辛さんと
石田さん、辛さんと
食事をしながらの勉強会です
食事をしながらの勉強会です
阿佐ヶ谷で芝居を観る。5/22(火)
阿佐ヶ谷で芝居を観る。5/22(火)
5/22(火)大久保鷹さんと
5/22(火)大久保鷹さんと
佐野史郎さんと
佐野史郎さんと
当日のポスター 当日のポスター
  1. 5月21日(月)午前中、原稿。
     午後、図書館。
     6時、中目黒。「焼き肉チェーン」虎の穴の代表・辛さんに呼ばれ、勉強会で講演する。
     毎月の「経営塾」の会合で辛さんとは会っていた。「今度、うちの勉強会で話して下さい」と言われてしたのだ。食事をしながらの勉強会になった。
     驚いたことに、出席者に石田純一さん(俳優)がいた。「前から鈴木さんの話を聞きたいと思っていたので」と言う。光栄だ。  石田さんはものすごく勉強している。むしろ私の方が聞き手だった。
     遅くまで話し合い、有意義な勉強会になった。
  2. 5月22日(火)午前中、原稿。
     昼12時、喫茶「ミヤマ」で出版社の人と会う。本の打ち合わせ。
     一度、家に帰り、6時15分、阿佐ヶ谷で椎野さんたちと待ち合わせ。芝居を観に行く。阿佐ヶ谷アートスペースプロットで「プロヴァンスの庭で」という芝居。
     けっこう難しい芝居だった。大久保鷹さんに「ぜひ観てくれ」と言われた。なかなか面白いし、考えさせられた。演出の山崎哲さんと会った。
  3. 5月23日(水)家で仕事をしていた。
     夕方6時、「月刊日本を叱咤激励する会」に出る。
  4. 5月24日(木)河合塾コスモ。
     3時、「現代文要約」。
     5時、「読書ゼミ」。今日読んだ本は、これです。コリン・ジョイスの『マインド・ザ・ギャップ! 日本とイギリスの〈すきま〉』 (NHK出版新書)。なかなか面白い本でした。
  5. 5月25日(金)午前中、原稿。
     午後、対談。
     6時、私学会館。「三島研究会」に出る。
  6. 5月26日(土)午前中、原稿。
     午後2時半。六本木で「志の輔」落語を聴く。とてもよかった。
  7. 5月27日(日)1日、家で仕事をしていた。
山崎哲さん(左)。大久保鷹さん(右)
山崎哲さん(左)。大久保鷹さん(右)
亀井静香さんと。5/23(水)
亀井静香さんと。5/23(水)

【写真説明】

5/18(金)姉の葬儀

①5月18日(金)。午前10時から札幌市西区の博善斎場で姉の葬儀がありました。夜は兄や弟、親類の人たちと話しました。

5/16(水)に会ったばかりなのに

②その週の15日(火)、16日(水)と2日間、札幌に行って姉を見舞い、いろんな話をしました。それなのに、悔しいです。

兄や弟たちと会いました

③仙台の兄貴(右)と山形の弟(左)も来てました。

5/19(土)同窓会の懇親会

④翌、5月19日(土)は仙台に行きました。夕方5時より高校の同窓会があったのです。

懇親会のオープニング

⑤総会が終わり、懇親会に移ります。初めにブラバン部が、「くるみ割り人形」などを演奏してくれました。そのあと、校歌です。

1回生です

⑥私は一回生です。この日集まった一回生は4人です。もう死に絶えたのでしょうか。

5回生の三浦さんです

⑦この人は五回生で、我々の4年下です。三浦さんです。「鈴木先生にはお世話になってます」と言われた。私の兄と一緒に勉強しているのです。生涯学習のクラスで、今、経済学を習ってます、と言う。勉強家ですね。

若い女性も同窓生です

⑧一回生の中に1人だけ若い女性が。多分、45回生か50回生でしょう。

二次会で

⑨同窓会が終わって帰ろうとしたら、「クニオ、メシ食っていがねが」と呼び止められました。仙台の中心街に出て、お酒を飲みました。

翌5/20(日)、「青葉まつり」を見ました

⑩次の日、5月20日(日)は、懐かしくて、仙台をブラブラと歩いていたら、「青葉まつり」をやってました。

昔、住んでたところはマンションに…

⑪私が高校時代に住んでた家にも行ってみました。マンションになってました。

こちらが正面です

⑫マンションの正面です。

5/21(月)。石田純一さんと

⑬5月21日(月)焼肉チェーン「虎の穴」の辛代表に呼ばれて、勉強会の講演に行きました。とても勉強しています。

石田さん、辛さんと

⑭石田純一さん、辛さんと。辛さんは焼肉「虎の穴」チェーンの代表で、この日、勉強会を主催してくれた人です。とても勉強しています。

食事をしながらの勉強会です

⑮食事をしながらの勉強会でした。

阿佐ヶ谷で芝居を観る。5/22(火)

⑯阿佐ヶ谷で芝居を観ました。「プロヴァンスの庭で」。とてもいい芝居でした。

5/22(火)大久保鷹さんと

⑰主催の大久保鷹さんと。

佐野史郎さんと

⑱佐野史郎さんも観に来てました。

当日のポスター

⑲この日のポスターです。

山崎哲さん(左)。大久保鷹さん(右)

⑳山崎哲さんの名前がありました。「演出家」として。なり昔に会っています。オウムの問題で対談しました。

亀井静香さんと。5/23(水)

㉑「月刊日本」を叱咤激励する会で。亀井静香さんと会いました。

7/6(金)岡山で集会

㉒岡山で一水会の集会があります。木村代表と私が行きます。

【お知らせ】

7/6(金)岡山で集会 7/6(金)岡山で集会
  1. 6月5日(火)午後6時。一水会フォーラムホテルサンルート高田馬場。講師は樋田毅さん(ジャーナリスト、元朝日新聞記者)。今年2月、『記者襲撃・赤報隊事件30年の真実』を出版。演題「新聞社襲撃 謎の赤報隊に迫る(仮題)」。
  2. 6月12日(火)「地域・民衆ジャーナリズム賞=「むのたけじ」と共に=」の創設の集い。プレスセンター。武野大策さん他。又、鈴木も「呼びかけ人」の1人として出席します。
  3. 7月11日(水)一水会フォーラム。午後6時半。ホテルサンルート高田馬場場。講師:前川喜平さん(前文科省事務次官)。演題:「昨今の騒動の真相に迫る」。 5、6、7月の一水会フォーラムは同じ場所です。申し込みは電話・FAXで。電話:03(3364)2015。FAX:03(3365)7130。E-Mail:info@issuikai.jp