ダメだな。体力、気力がなくて、仕事が出来ない。
仕事は全てキャンセルだ。連載の仕事だけは寝床で必死で書いて送っている。でも他の仕事はムリだ。特に外に出ることは出来ない。
官邸前のデモで喋ってくれと言われ、行くつもりだったが、足が進まない。
又、衆議院議員会館で、「安倍政権を終わらせる!」集会でも喋ってくれと頼まれ、行く気にしてたが、やはり立ち上がれない。
外に出れない。気だけが焦るが、歩けないのだ。そんなわけで、皆の期待、約束を破りまくっている。申し訳ない。体を根本的に治し、一からやり直そうと思っております。
桜も咲いたのに花見はしていません。東中野の駅の桜だけを見てきました。やっと歩いた。
いつもは線路沿いに桜の花がずらっと並び、その下は黄色い菜の花が咲き乱れ、そのコントラストが美しかったのに、今年はすでにありません。
桜の老木を切り倒し、それを若木に変えようとしている。でも、すぐには出来ないのでしょう。寅次郎君も何とかしてやれよと言ってるんですが。でも、それに反対する住民運動が起きているそうです。
今日(3月31日・土)の新聞を見ていたら、かなり暗いニュースが載ってました。
米朝は戦争にならずに、話し合いで行きそうだというのに、日本の国の将来は暗いんですね。
産経新聞では、「2045年、自治体9割、人口減」なんです。人口が少なくなると共に、「老人が増える」、「65歳以上、秋田50%、青森46%」と出てました。厚労省分析と出ています。
「少子高齢化」なんでしょう。若者は子供を生まないし、老人は、死なないから、生き残る。
このままでは、全ての自治体で人口は危うい。反面、老人は生き残る。「少子高齢化」は、このまま進むのだろう。
「少子」は国家が「是正」することは出来ない。戦争中であれば、又、日本が「独裁国家」ならば、「若者に大いに結婚を勧めることも出来る。子供が出来た夫婦には大いに奨励金を出すことも出来る。
最近だって、ともかく金で釣って、増やすことが出来るだろう。
しかし、力づくで老人を減らすことは出来ない。
それに「老害」と言われるが、「65歳以上」の人々は犯罪をおかしたのではない。
むしろ、この日本を守り、支えてきたのではないか。国家としても利用してきたのだ。
それなのに、「もういらない」「邪魔だ」はないだろう。「老人党」を作って反逆しろよ!と思った。昔、そんなことを言ってた人がいたよな。
そうだ。国会の中継を見てたら、全然ダメだったな。
大体、「与党質問」はいらない。なぜあんなのをやるんだ。
質問が終わって、自民の大臣が、「与党が関与してないことが証明された。よかった」と言っていた。ひどい話だ。
それに何かあると「訴追の恐れがあるので答えられません」と言う。何も答えてない。共産党の小池さんが、「これじゃ何も聞けないじゃないか!」と怒っていた。その通りだ。国会もバカにされてるんだよ。
…と気は焦っているが、体力がついていかない。
何とか体力、気力、を回復するように頑張っている。もう少し時間が必要だ。
私の家は上高田1丁目だ。稽古場は、上高田4丁目だ。大きなマンションの地下2階にある。よくそんなとこでやれたものだ。
いつもはバーのようなカウンターがある待合室で芝居をするのだが、今日は隣の大劇場だった。面白かったし、怖い芝居でもあった。
「新宿梁山泊創立30周年記念」だった。それだけ力を入れていたのだし、その思いが、ビンビンと伝わってくる。
PANTAさんや瀧沢さんも来ていた。寅次郎君もすぐ近くのはずだし。退院したが、用があって来れなかった。
終わって、PANTAさんが、「じゃ、みやま荘に見舞いに行こう!」と言う。うるさいし、大変だった。お見舞いになんかならなかった。
あの頃、「保守派」など自分で言う人はいなかった。と思って、家を出ようとしたが、ダメだった。歩けない。進めない。これで、全てを断念し、寝ていた。