2016/05/09 鈴木邦男

46年前からの友人。三上寛さんに会った!

①若松組は皆、頑張っているよ

着物を着た人が大勢いました
着物を着た人が大勢いました
芝崎るみさん、創作「着物展」 芝崎るみさん、創作「着物展」

若松孝二監督は亡くなったが、監督に育てられた〈若松組〉の役者たちは皆、頑張っている。あの厳しい監督の下で鍛えられたのだから大丈夫だ。という信用があるようだ。

NHKの大河ドラマに出たら、若松組の人たちが、あちらにもこちらにもいて驚いたと出演者が言っていた。

今、NHKでやっている「コントレール〜罪と恋」は、「恋した人は夫を殺した人だった」という話だ。石田ゆり子、井浦新で、ハラハラ、ドキドキの展開だ。

井浦さんは、「日曜美術館」で全国を回り、美術関係の本を書き、さらに、こうしたドラマにも出ている。

創作着物を着たモデルの写真が 創作着物を着たモデルの写真が

満島真之介さんもCMや舞台で大活躍だ。

さらに、演技派の大西信満さんがいる。「実録・連合赤軍」「11.25自決の日。三島由紀夫と若者たち」など、若松作品では皆、重要な役どころで出ている。

そして「キャタピラー」では、難しい役に挑戦し、主演している。この演技は高く評価された。

そして、4月30日から公開される映画でも主演をやるという。

初日には舞台挨拶があるというので、行ってみた。新宿K's cinemaだ。夜9時からの回の前に挨拶するという。

じゃ、主演の大西さんと佐藤監督の2人が出るのかな、と思った。

ところが、映画館に行くと、「挨拶」のメンバーが出ていた。

何と、8人ほどが出る。主要な役者、全員じゃないのかな。

「戦争」柄のユカタを着てます 「戦争」柄のユカタを着てます

名前が出ていた。佐藤寿保監督。そして次の出演者だ。大西信満。イオリ。稲生恵。佐倉萌。川瀬陽太。愛奏。真理アンヌ。そして、川上史津子。三上寛。

えっ、10人もいるじゃないか。

それに、三上寛の名前を見つけて驚いた。

ウワー! 三上さんも出てるのか。今日、挨拶するのか。川上さんも知り合いだ。それで、控え室に押しかけた。

挨拶が終わってから行こうと思ったが、それじゃ、遅い。すぐに会いたいと思ったのだ。

大西さんもビックリしていた。「わざわざ見に来てくれたんですか。ありがとうございます」と。

川瀬陽太さんは、この前、佐野さんの出た映画の時に会ったばかりだ。

これも「戦争」柄ですね これも「戦争」柄ですね

川上史津子さんは、「月蝕歌劇団」にずっと出ていたし、私もずっと見ていた。

さて、三上寛だ。皆も知る通りの歌手だ。青森出身の歌手だ。

実は、私は昔からの知り合いだ。

「久しぶり」「あれっ、どうして」という会話から始まった。「10年ぶりかな」「いや、20年ぶりかな」…と言い合った。

大西さんや川上さんが聞く。「昔からの知り合いなんですか?」と。「20年、いや、30年かな」と言ったら、「いや、鈴木さんが産経新聞に入った時ですよ。初めて会ったのは」。

ゲッ、1970年だよ。じゃ、46年前じゃないか。三上さんが、まだプロデビューする前だ。

浅草の五重塔も…
浅草の五重塔も…
るみさん、高木さんたちと
るみさん、高木さんたちと

②「楯の会」の阿部氏の紹介で三上さんと

「華魂」であいさつする大西信満さん 「華魂」であいさつする大西信満さん

元々は、「楯の会」の阿部勉氏と知り合いだったようだ。

阿部氏は秋田県の角館出身だが、顔が広いし、新宿のゴールデン街でもよく飲んでいた。それで、三上さんと知り合ったのかもしれない。

私は、(いろんなとこで書いてるが)、「70年」を前に、右派学生運動の内ゲバで、学生運動を追放された。それで郷里の仙台に帰り、本屋の店員をやっていた。

ところが、縁があって、産経新聞に入社することになり、1970年の4月に上京した。

アパートを探そうと思ってたら、「楯の会」の阿部勉氏にバッタリと会い、「じゃ、アパートが見つかるまでウチにいて下さいよ」と言われ、その日から、居候した。

「龍馬」柄です 「龍馬」柄です

そこは、六畳二間で、阿部勉氏と福田俊作氏(楯の会)が住んでいた。

楯の会が2人いるので、よく、集まり、いわば、「楯の会」の溜まり場になっていた。夜は、飲み会が多い。

翌日、皆寝てるのに、私だけがスーツを着て、会社へ行った。

そんなとこに、三上さんもよく来ていた。

まだプロデビューしてない。シロウトで歌っていた。

「じゃ、俺が後援会長になってやる!」と阿部氏が言って、「今日からプロだ!」とハッパをかけた。知り合いの赤坂の店に紹介してやった。

ところが、三上さんの歌い方が独特なもんで、店のママは、「もういいからね」と、お払い箱。しばらくは苦しい生活が続いていた。

阿部氏のアパートに集まるのは皆、学生ばかり。金はない。だから、「鈴木さんがいると、ウワー! メシが食える!」と喜んだんですと三上さんは言う。

会場からスカイツリーが 会場からスカイツリーが

私だけがサラリーマンで給料をもらってる。「いつも皆におごってくれた」と言う。

ウーン、そうだったのかな。でも、それまでは皆と同じビンボー学生。この年から産経に勤めて、かなりのお金をもらってる。それが嬉しかった。あるだけバンバン使っていたんだろう。

その頃は給料はお金でもらってた。まだ銀行に入金するシステムはなかった。通帳だって持ってない。

「随分とおごってもらいました」と三上さんは言う。

そうか、今は三上さんはビッグな歌手だ。じゃ、今度、お返しをしてもらおうか。

私がいない時は、ビンボー学生同士で小銭を出し合ったり、質屋に行ったりしてた。

挨拶する三上寛さん 挨拶する三上寛さん

「楯の会」の倉持君が学生証を出して、「寛ちゃん、これで金を借りてきて下さい」と言う。分かったと言って借りに行った。

昔は学生証でお金を貸してくれたんだ。

その話をしてたら、向かいで聞いていた大西信満さんが、「この倉持さんの役を僕がやったんです」。

あっ、そうだ。若松監督の「11.25自決の日。三島由紀夫と若者たち」で、「楯の会」の倉持役をやったのが大西さんだ。

三上さんの昔話に、まるで自分が体験したような感じがしたんだろう。面白い。

③三上さん、倉持氏。そして大西さん

鈴木。大西信満さん。三上寛さん 鈴木。大西信満さん。三上寛さん

倉持氏は結婚して、姓を変えて、本多になった。本多清だ。

でも映画の中では、ずっと倉持で通している。かなり重要な役だ。

決起の8ヶ月前、1970年3月に、よど号ハイジャックが起きる。

その時、三島は倉持氏の家に電話をして、「先を越された!」と言った。

又、倉持氏が「71年に結婚するので仲人をやって下さい」と三島に言った時、即座に、「おめでとう」と言って承知した。

でも、70年11月25日に自決することは決まっていた。「71年」はない。でも、一瞬の動揺もなく「了承した」。これは三島が凄い。

そして、自決のあと、倉持氏に手紙が着いた。「あの時、行けないことが分かっていながら、承知した。申し訳ない」と。

倉持氏はさらに悩む。自分が結婚すると言ったので、「決起メンバー」から外したのではないか。結婚さえしなければ、「自分を連れて行ってくれたのではないか…」と。悩み苦しんだ。

鈴木。川上史津子さん。三上寛さん 鈴木。川上史津子さん。三上寛さん

去年の11月25日に、この倉持氏が夫婦でテレビに出ていた。奥さんがサラリと言っていた。「あの時、先生と一緒に死にたかったのよね」と。

これも凄い。でも結婚したので、外された、と思っている。2人とも。

でも、その前から、「決起メンバー」は決まっていた。

しかし、倉持氏は、そうは思いたくないのだ。だから若松監督の映画でも、そういった「倉持氏の苦悩」を入れる予定だった。

だが、映画が長くなり、完成期間も迫っていた。それで思い切って外したという。

じゃ、いつか、それをやってもらいたいと思う。

三上寛さんも、僕と会ったのもそうだが、昔の「倉持君」に会えたので、喜んでいた。

足立さん。冨永監督。プロデューサーの坂元さん 足立さん。冨永監督。プロデューサーの坂元さん

2年前、青森の寺山修司記念館に行ったら、そこに三上寛のビデオが流れていた。付き合いがあったんだね。という話をした。

それと、田原総一朗さんが昔、テレビディレクターだった時に作ったドキュメントをまとめて、最近発売された。

それには、デビュー前の三上寛さんも出ていた。歌手では食えないし、自転車で新聞配達をしていた。

その後、どうなるか分からない段階で放送したのだ。田原さんも凄い。

それに、人を見る眼がある。

又、信州大学の学生運動の活動家だった猪瀬さんも出ていた。後に、作家になり、都知事になるとは誰も思わない。

そんな学生の彼を取材し、その時点で放送してたのだ。これも凄い。

普通なら、そういうものは〈資料映像〉として取っておき、10年とか20年とか経って、偉くなった時に流す。「この頃から俺は彼に目をつけていたのだ」と言って。

鈴木。冨永監督。足立さん 鈴木。冨永監督。足立さん

でも、〈資料映像〉のまま消える人は圧倒的に多いのだ。その後、いくら経っても偉くもならない。逆に大きな犯罪でも起こせば「10年前に取材したけど、この時も変なことを言ってた」と〈変なとこ〉だけを使える。

でも、圧倒的大勢の人は、いい面でも悪い面でも突出せずに、そのままだったから、〈資料映像〉のままだ。

その点、田原さんも偉いが、このまま使おう、きっとこいつはビッグになると思わせた三上さんは凄い。キラリと光るものがあったのだろう。

どっかで、三上さんと対談したいな。産経新聞に入ったばかりの私のことをよく覚えているし。新しい〈鈴木発見〉があるだろう。

【だいありー】

赤塚りえ子さんを囲んで 赤塚りえ子さんを囲んで
  1. 5月2日(月)午前中、原稿。
     午後2時、取材、打ち合わせ。
     夕方、帰ってきて、ずっと仕事。
  2. 5月3日(火)夕方まで家で仕事。
     午後5時、錦糸町に行く。すみだトリフォニーホール(大ホール)。そこでコンサートを聴きに行く。
    〈やまとうたの血脈Ⅶ 大和の和は平和の和。そして太平。三善晃からの伝言〉。
貫井さんと対談。5/4(水) 貫井さんと対談。5/4(水)

壮大にして、素晴らしいコンサートでした。ユージンプランニングの坂元勇仁さんから誘われた。いい機会を与えられて感謝します。不戦の9条を書いた憲法記念日に(偶然だろうが)重なっている。それにふさわしいコンサートだった。

三善晃作曲の「レクイエム」を栗山文昭さん指揮で演奏する。ユージンプランニングの田中ユミさんも合唱団に入って歌っている。戦争で亡くなった方々の魂を鎮め、呼び起こすような作品になっている。

終わって、栗山さん、田中さんと会ったので、「素晴らしかったです」と言いました。

貫井さん。鈴木。寅さん 貫井さん。鈴木。寅さん

特に合唱団が舞台だけでなく、左右の通路、そして後ろまで、グルリと取り囲んで歌う。400人以上の合唱団に囲まれて、歌を聴く。

凄い体験でした。初めての体験でした。感動でした。

終わって、坂元さんや聴きに来ていた礼仁さんたちと食事しました。今日は音楽の話ばかりでした。

  1. 5月4日(水)午前中、原稿。
     午後1時、打ち合わせ。
     5時、高田馬場。喫茶店「ミヤマ」の会議室。『紙の爆弾』の対談。元自衛官の貫井正さんと対談。
寅さんの時計 寅さんの時計

長い間、自衛隊に勤め、その後も予備自衛官だったが、安保法制に抗議して、予備自衛官の登録も抹消した。今は反戦活動をやり、「週刊金曜日」の「中野読者会」を主宰している。中野区上高田3丁目に住んでいる。

エッ、私は上高田1丁目だよ。そこに、あの寅さんが出席。「私は上高田5丁目ですよ」。これは奇遇だ。奇跡だ。上高田だけで3人。上高田「読者の会」ができるよ。

話はそんな「出会い」から始まり、自衛隊の今、そして憲法改正に向かう安倍政権。自衛隊員はどう思っているのか。といった国防論になりました。

終わって、土風炉で飲みました。

終わって、居酒屋で 終わって、居酒屋で
  1. 5月5日(木)祝祭日は予備校は休みではない。受験生にとって祝祭日はないのだ。だから、私も学校に行った。
     3時、「現代文要約」。
     5時、「読書ゼミ」。今日は、本間龍さんの『原発プロパガンダ』(岩波新書)を皆で読んで、考えました。
     これはいい本です。本の帯にはこう書かれてます。
    〈原発の「安全神話」と「豊かな生活」を国民に刷り込み続け、広告費を形にメディアを恫喝してきた。戦後日本広告史のダークサイド〉。
打ち上げ会で 打ち上げ会で

本間さんは元・博報堂の社員。だからこそ、書ける。実は本間さんとは私と対談し、『誰がタブーをつくるのか』(亜紀書房)を出している。この本のサブタイトルはこうだ。「原発広告。報道を通して日本人の良心を問う」。又、対談をしたい。

この日、学校が終わり、タクシーで大手町に。読売新聞大手町ホール。そこで、鴻上尚史さんの芝居「イントレランス」を見る。

「イントレランス」とは「不寛容」の意味だ。ある日、宇宙難民が地球に押し寄せ、各国は数十万人単位で「受け入れ」を決める。

しかし、日本では、排外主義デモが起こり、「宇宙人は出て行け!」という声が強くなる。そう、あの在特会のヘイトスピーチデモを連想させる。

栗山文昭さん。田中さん 栗山文昭さん。田中さん

「日本を守れ!」と立ち上がる「愛国者」たち。そして、迫害される宇宙難民たち…。そこに、愛があり、闘いがあり…と。鴻上ワールドが展開する。

昔、私が週刊「SPA!」に「夕刻のコペルニクス」を連載してた時、鴻上さんも連載していた。「SPA!」の看板だった。

そのあとも、何度か会ったし、鴻上さんのラジオ番組にも呼ばれた。しかし、最近はずっと会ってなかった。

「本当に久しぶりですね」と挨拶したら、「ランザンで偶然、バッタリ出会って以来だね」。

えっ、そうでしたっけ。「ランザン」って喫茶店ですか。とにかく、面白い芝居だったし、考えさせられた。それで、本も何冊か買った。

田中さん。瀧沢さん 田中さん。瀧沢さん

今度、どっかで対談しましょうと言いました。この日は、誘ってくれた御手洗さん、そして礼仁さんたち5人で、終わって、飲みました。

芝居と芸術の話ばかりで盛り上がりました。

  1. 5月6日(金)仕事が遅れている。朝早く起きて、ずっと仕事をしていた。
     午後、図書館。
     6時、地下鉄で清澄白河に行く。そこから歩いて3分、深川江戸資料館に行く。「深川の人形作家・石塚公昭の世界」を見る。
鴻上さんと。5/5(木) 鴻上さんと。5/5(木)

石塚さんは三島由紀夫の人形も作っている。それが地下鉄の広報誌の表紙に載り、話題を呼んだ。講道館の醍醐先生(十段)が、それを見せてくれた。

先生は三島由紀夫の「ニッポン人」のモデルになった人だ。それで私は石塚さんを知り、個展に行き、さらに『紙の爆弾』で対談した。

今回、深川江戸資料館では、「石塚公昭の世界」で、石塚さんの作品が並んでいる。

それと同時に、特別イベント〈朗読・音楽・スライドで味わう「乱歩と鏡花」〉をやっていたので、それも見た。よかった。石塚さんとも、ゆっくり話をしました。又、どこかで対談したいですね。

お芝居の後、居酒屋で お芝居の後、居酒屋で
  1. 5月7日(土)午前中、原稿。
     午後3時、東京発の新幹線で静岡へ。
     4時半、静岡駅で合流。名古屋から来た岩井さん、四国へ帰省して、その帰りの塩田さんたちと落ち合い、クーポール会館へ。
     スナック「バロン」15周年記念パーティだ。元連合赤軍の植垣康博さんが、出所後、やっている。よく続いた。頑張った。偉い。皆で、誉め、讃えました。
     連合赤軍事件については、植垣さんが一番詳しいし、植垣さんの発言が一番、分かりやすい。
『原発プロパガンダ』を読む 『原発プロパガンダ』を読む

これだけの体験を持ち、分析力を持った人を、いつまでも「スナック」のマスターにしておくのは勿体無い。もっともっと、活躍してもらうべきだ。連赤体験を通し、この今の日本を見る。そんな本も出してほしい。私が聴き役を務めます、といった話を当日、私はしました。

懐かしい人たちとも会いました。盛況でした。飛松さん、山本直樹さん、愛さん…なども來てました。

最終の新幹線で帰りました。

  1. 5月8日(日)午前中、原稿。
     午後から取材で科学館へ。
国立ひたち海浜公園で。5/1(日)
国立ひたち海浜公園で。5/1(日)
丘も山も、花、花、花です
丘も山も、花、花、花です
凄い人でした
凄い人でした
「ネモフィラ」という花です
「ネモフェラ」という花です

【写真説明】

芝崎るみさん、創作「着物展」

①着物デザイナーの芝崎るみさんと。
〈芝崎るみ創作着物展。『着る物語展』〉で。4月29日(金)。浅草のアミューズ・ミュージアム2階。4月26日(火)から5月1日(日)まで「着る物語展」は開かれ、4月29日(金)は、オフィス「再生」による詩劇「踊る20世紀」。そして劇作家・高木尋士氏と芝崎るみさんのトークもありました。

着物を着た人が大勢いました

②着物を着た人たちが沢山、来てました。るみさんデザインの着物を着た人もいます。

創作着物を着たモデルの写真が

③るみさんデザインの着物を着たモデルの写真も貼られてました。そこで撮りました。上の写真は、モデルの杏さんですね。その左は?

「戦争」柄のユカタを着てます

④これは私で、「戦争」柄のユカタを着てます。飛行機、戦艦などが描かれてます。以前、吉原神社で撮りました。ユカタのポスターのために。

これも「戦争」柄ですね

⑤これも「戦争」柄ですね。戦闘機、軍艦が描かれてます。

「龍馬」柄です

⑥これは「龍馬」柄です。海、波、ピストル…などが描かれていて、坂本龍馬を連想させます。

会場からスカイツリーが

⑦この会場の屋上に上がると、スカイツリーが見えました。

浅草の五重塔も…

⑧すぐそばは、浅草の浅草寺です。その隣りの五重塔がライトアップされて、きれいです。

るみさん、高木さんたちと

⑨芝崎るみさん、高木尋士さんと。

「華魂」であいさつする大西信満さん

⑩佐藤寿保監督の衝撃大作「華魂(はなだま)」が4月30日からロードショー公開されました。新宿K's cinemaでは初日、4月30日の夜9時からの回の前に、監督・出演者の挨拶がありました。挨拶する主演の大西信満さん。左は歌手の三上寛さん。右は真理アンヌさん。大西さんは「連合赤軍」「11.25自決の日」など若松孝二監督の作品に出ており、「キャタピラー」では主演でした。「華魂」でも主演で、頑張ってました。鬼気迫る演技です。

挨拶する三上寛さん

⑪歌手の三上寛さんも出演してました。挨拶してます。

鈴木。大西信満さん。三上寛さん

⑫挨拶の前に、控え室に行って会いました。大西信満さんと三上寛さん。大西さんは、その前、ポレポレ東中野でも会いました。三上さんとは10年ぶりかな。感動です。40年前からの知り合いです。

鈴木。川上史津子さん。三上寛さん

⑬川上史津子さんも出てました。「鈴木さんは月食の舞台もずっと見てくれてるんです」と皆に紹介してました。そうですね。月蝕歌劇団が発足以来、ずっと見てますね。

足立さん。冨永監督。プロデューサーの坂元さん

⑭これはポレポレ東中野です。映画「マンガをはみだした男 赤塚不二夫」の上映が終わり、トークの時ですが、この映画の監督・冨永昌敬さん(中央)と、プロデューサーの坂本雅司さん(右)。左は、赤塚さんと親交があり、赤塚さんから随分とカンパしてもらった足立正生監督です。足立さんがアラブに行く前に赤塚さんはかくまってくれ、300万円の費用も作って渡したそうです。「背広もないだろう」と20着、作ったくれたそうです。若松監督もお世話になったんです。赤塚さんは、まるで神様のような人ですね。こんな危ない人と付き合い、お金や背広もあげたし。

鈴木。冨永監督。足立さん

⑮(左から)鈴木。この映画の冨永監督・足立さん。

赤塚りえ子さんを囲んで

⑯赤塚不二夫さんのお嬢さん、赤塚りえ子さんも来てました。貴重な話を聞かせてもらいました。

貫井さんと対談。5/4(水)

⑰5月4日(水)、午後5時、「ミヤマ」。元自衛官の貫井正さんと対談しました。『紙の爆弾』で。

貫井さん。鈴木。寅さん

⑱そこに、寅さんも参加しました。この3人、近くに住んでいるんです。貫井さんは(中野区)上高田3丁目。私が上高田1丁目。寅さんは上高田5丁目です。

寅さんの時計

⑲寅さんが時計をしてました。ガッチリしてます。「百円ショップで買ったんですか?」と聞いたら、「失礼な! 6万円ですよ」。ウワー、悔しい。どっかですり替えてやろう。

終わって、居酒屋で

⑳対談が終わって。皆で記念撮影。

打ち上げ会で

㉑打ち上げ会で。土風炉です。左は、あさ子さん。寅さん。右は、鈴木。貫井さん。ユージンプランニングの坂元勇仁さん。

栗山文昭さん。田中さん

㉒5月3日(火)、コンサートを聴きに行きました。素晴らしかったです。指揮の栗山文昭さん。ユージンプランニングの田中さんと。

田中さん。瀧沢さん

㉓田中さん、瀧沢さんと。

鴻上さんと。5/5(木)

㉔5月5日(土)鴻上尚史さんと。鴻上さんの舞台「イントレランス」を見ました。とても面白かったです。

お芝居の後、居酒屋で

㉕お芝居のあと、見てた人たちと飲みました。

『原発プロパガンダ』を読む

㉖本間龍さんの『原発プロパガンダ』(岩波新書)を学校で読みました。実にいい本です。本間さんとも又、対談したいですね。この問題で。

国立ひたち海浜公園で。5/1(日)

㉗5月1日(日)。JRの勝田駅で降りて、バスで20分。国立ひたち海浜公園に行きました。テレビや新聞で騒がれていたので、全国から多くの人たちがやって来てました。

丘も山も、花、花、花です

㉘あたり一面、花です。山も丘も平地も…。

凄い人でした

㉙山を登りながら、見れますから、実に眺望はいいです。

「ネモフィラ」という花です

㉚「ネモフェラ」という花です。近くで撮りました。きれいです。

【お知らせ】

  1. 5月14日(土)午後6時半。文京区民センター2A。参院選・東京選挙区「増山れな応援団集会」。応援団として私も出席します。
  2. 5月16日(月)一水会フォーラム。講師は、マックス・フォン・シューラーさん。歴史研究家で、元岩国基地米海兵隊員です。テーマは、「2016年米国大統領選挙=米国の没落と日本の役割=」。
  3. 5月17日(火)6時、「鈴木邦男シンポジウムin札幌時計台」。ゲストは麻原彰晃三女・松本麗華さん(アーチャリー)です。参加予約は柏艪舎(はくろしゃ)の可知へ。TEL 011-219-1211
  1. 5月22日(日)午後2時より、会津若松で。「鈴木邦男と語る安保法制と〈愛国心〉」。チラシには、こう書かれている。
    〈今、日本で一番。語り合いたい男が母の故郷、会津に帰ってくる!〉
    場所・会津若松市。会津稽古堂2階。
  2. 6月11日(土)名古屋で、飛松五男さん(元兵庫県警刑事)と講演します。午後2時、開演。
     場所は、名古屋市金山、都市センター第三会議室です。主催は「NPOまなびや@KYUBAN」。日本を取り巻く「安全」と「平和」について語ります。なぜ人々は、不安から外国に対する排外主義になるのか。又、子供や弱者が狙われる最近の犯罪について飛松さんから解説してもらいます。  お問い合わせ、申し込みの窓口は、岩井までメールで。
    Mail:masa_kazui@yahoo.co.jp
    詳細
  3. 6月17日(金)。18時30分。佐高信さんと講演。九段下の寺島文庫で。
  4. 6月18日(土)午後6時から、新宿2丁目の「道楽亭」で快楽亭ブラックさんの独演会があります。落語のあと、私とのトークがあります。
  5. 6月24日(金)劇団「再生」が「二十歳の原点」を上演します。6月24日・25日です。24日には開始前に、高木尋士さんとトークします。午後6時15分です。新宿三丁目の「梟門」という劇場です。
7/5(火)札幌で「イレズミ牧師」と対談 7/5(火)札幌で「イレズミ牧師」と対談
  1. 7月5日(火)6時。「鈴木邦男シンポジウムin札幌時計台」。ゲスト、鈴木啓之さん。ヤクザを辞めて牧師さんになった人です。映画「親分はイエス様」のモデルになってます。『イレズミ牧師のどん底からの出発法』、『刺青のクリスチャン・親分はイエス様』(共に講談社)など著書も沢山あります。面白い話が聞けると思います。楽しみです。
  2. 7月16日(木)(土)午後6時。「せたがやボロじゆうくⅡ」で、講演とシンポジウムに出ます。テーマは、「鈴木邦男さん、あなたは右ですか、左ですか」。面白いテーマですね。気に入ってます。私の講演のあと、シンポジウムがあります。場所は世田谷ボランティアセンター。
  3. 7月30日(土)午後1時より、阿佐ヶ谷ロフト。「鈴木邦男生誕祭」です。
  4. 8月27日(土)円より子さんの「女性のための政治スクール」で講演します。