2011/09/12 鈴木邦男

「右から考える脱原発集会&デモ」の第2弾が横浜で!

①9月3日、台風も吹き飛ばした!

藤波心ちゃんも先頭でデモに…(9/3) 藤波心ちゃんも先頭でデモに…(9/3)

この日は台風が直撃すると言われてました。「もし台風が来て、大雨になったら中止します」とHPには出ていた。「じゃ、中止だよ」と思って来なかった人もいたのでしょう。

9月3日(土)の、「右から考える脱原発集会&デモ」です。7月31日(日)に続いての“右から考える脱原発”の第2弾です。

でも、台風だから中止だろうな。と思われてました。私もそう思いました。だって、午後2時頃、家を出る時は、雨が降ってました。傘をさしながら集会をやるのかな。

でも、デモは中止だろうと思いました。ところが、横浜に着いたら晴れている。世話人代表の針谷大輔氏が言ってました。

「僕は“晴れ男”なんです。僕がやった集会やデモで雨が降ったことはない!」。凄いですね。そこまで断言するのです。

午後4時、横浜公園で集会が開かれます。5時からデモに移ります。この時、雨が降ってきましたが、針谷氏。「すぐに止みます。それから出発しましょう」。本当にその通りになりました。凄いですね。天候まで支配するのです。

心ちゃんが「ふるさと」を歌ってくれました 心ちゃんが「ふるさと」を歌ってくれました

集会やデモの様子は、既に、ツイッターやネットで見た人も多いでしょう。大成功でした。いろんな工夫も凝らし、準備も大変だったと思います。ご苦労さんでした。

それに、何と、中学生アイドルの藤波心ちゃんが来てくれたのです!「本当に来たんですね」と驚きました。

8月31日(水)の文化放送で藤波心ちゃんとは初めて会いました。その時、「9月3日の右翼のデモに行きたい!」と言われました。「行っていいでしょうか?」。

いいも何も、皆、大歓迎ですよ。でも、大丈夫なんですか。アイドルとして、政治的な集会に出たりして。プロダクションが反対するんじゃないの?と心配しました。

この時、プロダクションの社長も文化放送に来てました。「いや、彼女はしっかりしてるし。彼女がやりたいことはさせてますから」。驚きました。「今まで左翼のデモは随分出てきた。だから、右翼のデモも出てみたい」と言うのです。

でも、当日は他の仕事があるかもしれないし、考え直すかもしれない。と思ってたら、本当に来てくれたのです。

②TBSを見て、心ちゃんが「行きたい!」と

横浜の繁華街をデモしました 横浜の繁華街をデモしました

8月22日(月)にTBSのCSに針谷氏と私が出演しました。「愛国心と脱原発」で1時間出ました。7月31日のデモの様子も詳しく取り上げられ、針谷氏も熱く語ってました。

その中に、1975年に私がTBSに出た「憂国の狼たち」も流されました。懐かしかったですね。産経新聞をクビになり、プロ的に右翼運動をやり始めた時です。

連続企業爆破の〈狼〉たちを取材して、『腹腹時計と〈狼〉』(三一新書)を出した直後です。左翼は命がけで運動をやっている。我々も負けずにやろう!と過激なことを言ってました。だから、私は「憂国の狼」なのです。もう40年近く前なんですね。激しかったんです。今では、「反日の羊」と言われてますが…。

そんな面白いエピソードもありましたが、TBSは好評のようでした。

心ちゃん、針谷大輔氏と 心ちゃん、針谷大輔氏と

ところが、放送直後から電話がバンバンと局にかかってきました。終わって、スタッフの皆と話してる時に、局の人が、慌ただしく駆け寄って、何度もディレクターに報告しています。

「どうしたんですか?」と聞いたら、「抗議の電話が沢山来てるんです」。「何で右翼を出すんだ!」と言うのです。

「じゃ、針谷君、電話に出てやったら」と私は言いましたが、それはマズイのでしょう。「我々で対応しますから」と。何十分も、何時間も「苦情」を聞くことがあるそうです。大変ですよね。

しかし変ですね。いろんな人が出て、いろんなことを言って。それが「言論の自由」でしょう。それなのに「右翼は出すな!」と言う。まあ、「面白かった」「よくやった」という人は電話を寄越さないから、クレームばかりが目立つのでしょうか…。

実はこのTBSを藤波心ちゃんが見てたのです。右翼デモについて、これは面白いと思い、ぜひ見てみたい、参加してみたいと思ったのです。それで8月31日(水)に文化放送で会った時に、「ぜひ参加したい」「行っていいですか?」と私に聞いたのです。

着ぐるみのクマさんと 着ぐるみのクマさんと

そして、9月3日(土)、本当に心ちゃんは来てくれたのです。集会では、挨拶もしてくれました。とても、しっかりしていて、堂々と話します。

私も話をしましたが、うまく喋れないで、話があっちこっち飛んだりします。内容もレロレロになります。でも、心ちゃんは、しっかりしています。

なぜ原発は危険か。なぜ中学生の私が立ち上がったのか。なぜ、この集会&デモに関心を持ったのか。…を理路整然と話します。「うわー、一番うまいよ」と皆、感動してました。

挨拶が終わってからは、歌もうたってくれました。「ふるさと」です。「皆さんも一緒にうたって下さい。この美しい日本を守りましょう」と。皆もうたいました。14才の中学生なのに、リーダーです。しっかりしています。

③横浜の繁華街でデモ。風船を配りながら…

「イルカの話」坂野さん、林さんと(9/33) 「イルカの話」坂野さん、林さんと(9/33)

そして、午後5時、デモに移りました。心ちゃんは一番前で、横断幕を持ってくれました。最後まで歩き通し、シュプレヒコールも叫んでくれました。偉いですね。

この日、来た人たちも、「うわー、心ちゃんだ!」と叫んで、握手攻めにあってました。そして、「一緒に写真を撮って下さい!」と。私も写真を撮ってもらいました。

普通、タレントだと、写真を撮っても、「ブログなどに載せないで下さい」と言われることが多いのですが、心ちゃんは、「どうぞ、どうぞ」。プロダクションも寛大です。社長とマネージャーが来てましたが、2人とも、デモにも参加し、プラカードを持ってデモしてくれました。

デモのコースは、横浜公園→横浜市役所→伊勢佐木モール→オデオン座左折→長者町三丁目→大通り公園解散。です。

林さんの作ったロボットを手に 林さんの作ったロボットを手に

翌日、9月4日(日)、見沢知廉氏の7回忌法要で針谷氏に会ったら、「昨日のことが東京新聞に出ました」と言って、くれました。横浜版だから、東京では売ってません。見出しは…

〈「脱原発を」100人デモ。中区〉

台風直撃といわれてたので、来る人は少なかったのです。7月31日の時の半分以下です。

でも、皆、傘やカッパを用意しながら、「暴風の中でも歩こう!」と覚悟を固めた人たちが100人以上です。

それに、驚いたのですが、普通、100人のデモなら、絶対に新聞は取り上げません。2千人、3千人でも取り上げない。

それなのに、100人のデモでも、写真入りで、大々的に取り上げた。「右から考える」というのが珍しかった。それに心ちゃんも参加していた。…と、いろんな理由があったのでしょう。

④これが、「東京新聞」に載った記事です

「東京新聞」9/4(横浜版) 「東京新聞」9/4(横浜版)

では、「東京新聞」を少し紹介しましょう。

〈福島第一原発の事故を受け、脱原発と食の安全を求めるデモが3日、横浜市中区であり、約百人が「脱原発を達成し、子どもの命を守れ」などと叫びながら行進した。
 脱原発は「左派」の人だけが訴えることではないと、「保守派」を自認する有志団体「右から考える脱原発ネットワーク」が主催。「麗しき山河を守れ」などと書かれたのぼり旗と日の丸を掲げて、横浜公園から市役所前、伊勢佐木モールを通り約1.5キロのコースを練り歩いた。
 代表者の会社員針谷大輔さん(46)=同市港南区=は、「食品の中には、放射性物質に汚染されたものもあり、子どもたちが危険にさらされている」と話していた。(志村彰太)〉

「会社員」というのがいいですね、と針谷氏は喜んでました。写真もカラーで載せてますし、ありがたいです。記事を書いた人の名前も載せてるし、立派です。

「右翼や左翼のことは一切、載せないようにしよう」としている新聞が多い中、勇気あることだと思います。こうして言論で闘っていることを、マスコミが取り上げる。いいことです。

どんなことでも、キチンと言論で勝負できるのだ、と思えば、右も左も、大きく変わります。

元刑事と元赤軍派の対決です(9/2) 元刑事と元赤軍派の対決です(9/2)

又、この日の集会もデモも、お洒落です。「怖さ」はないし、スマートです。チラシも明るく、分かりやすいし、「注意事項」を、こう書いてます。

〈各団体の幟や旗及び趣旨に相応しくないプラカードや服装・言動はお断りさせていただきます〉

この「ただし書き」はいいですね。でないと、真っ黒な街宣車が何十台も来たり、ズラリとお揃いの戦闘服を着て参加したり、「北方領土奪還!」「北朝鮮を許すな!」などというスローガンを立てられたら、「脱原発」はかすむ。だから、この注意書きになったのです。

⑤「脱原発」運動はさらに続きます

「週刊金曜日」(9/2号) 「週刊金曜日」(9/2号)

さらに、写真にも出てますが、沢山の風船が用意され、道行く人々に配られました。

〈風船・チラシで横浜のお母さんに食の安全を呼び掛ける!〉
〈安心して子育てできる日本に〉

と、スローガンも出てました。

この日、「週刊金曜日」(9月2日号)を針谷氏に渡しました。前日に発売になったばかりです。そこに私は、7月31日のデモの報告を書いてます。

〈「右から考える脱原発集会&デモ」の衝撃
なぜ、右翼・民族派も「脱原発」なのか?〉

です。以前は、「原発は危ないが、反原発を言うと左翼を利する」と思ってた人が右翼や保守派に多くいました。

しかし、「利する」ような左翼は、もういません。又、現に、日本の国土が汚されているのです。「麗しき山河を守れ」と言っている右翼が立ち上がるのは当然だ。そういう思いが溢れているのです。

バロン吉元さんと「柔侠伝」の話(9/2) バロン吉元さんと「柔侠伝」の話(9/2)

でも、まだ、反発や逡巡があります。その中で、〈脱原発〉と叫び、集会&デモをやった針谷氏の勇気は讃えられていいでしょう。

又、「反原発デモは左翼だけがやっているんだ」と思って安心し切っていた体制側や電力会社に対して、「いや、そうじゃない。右からも反対運動がある。国民全部が怒っているんだ!」という意志表示が出来たと思います。その意味でも画期的なデモだったと思います。

と、いったことを「週刊金曜日」には書いた。この9月3日には、「週刊金曜日」の人も取材で来ていた。他のマスコミも来ていた。

「週刊金曜日」でも反原発のシンポジウムを9月10日にやったし、9月15日(木)には「創」主催のシンポジウムもある。いろんなデモも、続く。本も出ている。一過性の反対運動にしてはならない。

【だいありー】

受賞挨拶をする森達也さん(9/5) 受賞挨拶をする森達也さん(9/5)
  1. 9月5日(月)午前中、原稿。午後3時、東京会館。森達也さんが『A3』(集英社)で「講談社ノンフィクション賞」をとって、そのパーティに行く。中沢新一さんらと会う。
     途中で抜けて、そのあとネイキッドロフトへ。7時から始まっている、「見沢知廉7回忌トーク」に出る。10月から上映される大浦信行監督の映画「天皇ごっこ=たった一人の革命」の30分予告編を上映。そのあと、監督を囲んで、山平重樹さん(作家)、高木尋士さん(「劇団再生」代表)とトーク。後半に佐川一政さん(作家)も加わってくれた。
  2. 9月6日(火)、原稿が出来ないので、朝から学校の自習室に閉じ籠もって書いてました。夕方までずっと。夜、集まりがあるので、黒いスーツとネクタイをして行ったのです。女子生徒が、「うわー、刑事さんみたい!」。隣りにいた男子生徒がすかさず、「バカ!この人は刑事さんに追われてる人だよ!」。何と分かりやすい説明!
見沢知廉氏のお墓で 見沢知廉氏のお墓で
  1. 9月7日(水)午前中、図書館。午後3時、文化放送。今日のテーマは「竹島問題」。日韓問題、外交、領土問題について話をしました。「編集長は見た!」は、「週刊金曜日」の平井康嗣編集長と、編集部の赤岩友香さん。今週の記事から、
    「右から考える脱原発集会&デモ」の衝撃」。これは私も話しました。
    「地デジ移行につけ込むNTTとビックカメラ」
     さらに、今週の金(9月9日)に発売になる号から、
    「何重にもピンハネされる日給で過酷な労働。搾取される原発作業員」
    「鎌田慧、樋口健二対談。差別構造がないと原発は動かない」
     他の雑誌では出来ない特集です。そのあと、Wコロンとの謎かけ。さらにUSTREAM「延長戦」では、「鈴木邦男の芥川龍之介講座」。今週は「藪の中」について話しました。黒沢明の「羅生門」の原作になった作品で、奥の深い作品です。今でも、これは考えさせられます。
見沢氏のお母さんと 見沢氏のお母さんと
  1. 9月8日(木)、午前中から学校の自習室で原稿を書く。3時、「現代文要約」。5時「基礎教養ゼミ」。今週は私の選んだ本。橋爪紳也『あったかもしれない日本』(紀伊国屋書店)。なかなか面白い本です。
〈実現しなかった夢のプロジェクトに「もうひとつの」国のかたちを読む〉

皇紀2600年(昭和15年)の万博とオリンピック。関東大震災のモニュメント、琵琶湖大運河、…などなど。面白いアイデア、構想が沢山あった。

実は、この本は、利島で見つけたのだ。イルカと泳ぐために8月10〜12日に、利島に行った。その時、ちょっと寄った勤労福祉会館には本がズラリと並んでいて、そこで見つけた。その横にはボーリング場があった。この本は面白そうだと思い、東京に帰ってきてから、ネットの古本屋で取り寄せたんだ。

「見沢氏7回忌トーク」(9/5) 「見沢氏7回忌トーク」(9/5)
  1. 9月9日(金)、8月は忙しかった。潜水の特訓を受けたり、利島でイルカと泳いだり。原稿も催促されて、必死でやってるし。ロフトもあったし、雑誌の対談も多かったし。
     そして、デモも行ったり、柔道もやったりで…。又、膝を痛めてしまった。全く歩けない。思い余って、又、骨法整体に行きました、午前中に。驚きました。すっかりよくなりました。感謝感激です。
     午後から、高田馬場で、新聞記者の取材。4時、神田で出版社の人と打ち合わせ。そして、10日ぶりに柔道に行く。膝を庇いながら、練習をした。でも、汗びっしょりで、体を動かし、実に気持ちがいい。
     帰って、徹夜で原稿を書き、朝方、宅急便で送る。
若林賢二氏(左)、柴田泰弘氏(右)を偲ぶ集い(9/4) 若林賢二氏(左)、柴田泰弘氏(右)を偲ぶ集い(9/4)
  1. 9月10日(土)、午前中、原稿。午後1時、神田の日本教育会館ホール。「週刊金曜日」18周年記念講演会を聞きに行く。「福島原発事故、いまだからみんなで考えたい」。宇都宮健児、落合恵子、田中優子、本多勝一氏らの「編集委員の語る3.11」。
     そして第2部は放射線から身を守る方法。鈴木千津子さん(たんぽぽ舎)、明石昇二郎(ルポライター)。
     第1部では、田中さん、宇都宮さんが、私の「右から考える脱原発集会」の記事を紹介して、「脱原発に右も左もない」と。ありがたいです。サイン会では、佐高信さんとの共著『左翼・右翼がわかる!』にサインしました。何と、全部売り切れました!
     6時からは、ホテル銀座ラフィナート。東北学院榴ヶ岡高校同窓会東京支部総会に出た。懐かしい同窓生に会いました。
  2. 9月11日(日)、午前中、図書館。午後2時、千歳船橋の「APOCシアター」に行く。劇団再生の「見沢知廉7回忌追悼公演 天皇ごっこ〜蒼白の馬上1978326〜」9〜11日まで、3日間やってるが、最終日のこの日は芝居の前に2時からプレトークがあった。「作品としての見沢知廉」。大浦信行監督、鈴木邦男。司会は高木尋士氏(劇団再生代表)。なかなか、刺激的な話が出来ました。
     終わって、芝居を見た。とても素晴らしかった。思想的な芝居であり、考えさせるし、面白かった。3日間だけでは勿体ない。大舞台で再度やってほしい。

【写真説明】

藤波心ちゃんも先頭でデモに…(9/3)

①9月3日(土)、「右から考える脱原発集会&デモin横浜」が行われました。脱原発アイドルの藤波心ちゃんも参加し、先頭でデモをしてくれました。

横浜の繁華街をデモしました

②横浜の繁華街を元気にデモしました。台風も吹っ飛びました。

心ちゃんが「ふるさと」を歌ってくれました

③集会では、心ちゃんが挨拶し、そのあと、「ふるさと」を熱唱してくれました。

心ちゃん、針谷大輔氏と

④心ちゃんを囲んで。右は世話人代表の針谷大輔氏。

着ぐるみのクマさんと

⑤この暑いのに、着ぐるみの中に入ってる人は大変ですね。ご苦労さまでした。

元刑事と元赤軍派の対決です(9/2)

⑥9月2日(金)、午後2時から「ミヤマ」で。『紙の爆弾』の座談会。「追う人」(元刑事の飛松五男さん・左)と「追われる人」(赤軍派の金廣志さん、連合赤軍の植垣康博さん)と…。スリリングな対決トークになりました。

バロン吉元さんと「柔侠伝」の話(9/2)

⑦9月2日(金)夜7時から、ネイキッドロフト。バロン吉元さん(漫画家。右から2人目)を迎えて、「柔侠伝と戦後昭和史を語る」。バロンさんの左は、スナック「バロン」の植垣さん。右端は飛松さん。

「イルカの話」坂野さん、林さんと(9/33)

⑧9月3日(土)、横浜のデモのあと、急いで代々木の国立オリンピック記念青少年センターに行きました。坂野正人さん(イルカ研究家・中央)と林正道さん(海洋楽研究所所長)のトークを聞く。私も、利島でイルカと泳いだ体験談を話しました。

林さんの作ったロボットを手に

⑨林正道さんは、いろんなロボットを作ってリモコンで動かしているんです。左から、魚、イルカ、カッパです。凄いです。驚きました。

見沢知廉氏のお墓で

⑩9月4日(日)、見沢知廉氏の7回忌で、光厳寺で法要。大勢集まりました。

見沢氏のお母さんと

⑪(左から)鈴木、高木尋士氏、見沢氏のお母さん、ご住職さん。

受賞挨拶をする森達也さん(9/5)

⑫『A3』(集英社)で、講談社ノンフィクション賞を受賞した森達也さん。
 受賞の挨拶をしています。

「見沢氏7回忌トーク」(9/5)

⑬9月5日(月)、ネイキッドロフト。見沢知廉7回忌トークです。大浦監督、佐川一政さんが中央に。左は、山平重樹氏。

若林賢二氏(左)、柴田泰弘氏(右)を偲ぶ集い(9/4)

⑭9月4日(日)、午後2時より、豊島勤労福祉会館。「柴田泰弘、若林賢二両君を偲ぶ集い」

「東京新聞」9/4(横浜版)

⑮「東京新聞」(横浜版)9月4日に、大きく取り上げられました。

「週刊金曜日」(9/2号)

⑯「週刊金曜日」(9月2日号)に、前回の「右から考える脱原発集会&デモ」の報告を私が書きました。

【お知らせ】

  1. 今発売中の『紙の爆弾』(10月号)では、「ニッポン越境問答」で、布川事件の桜井昌司さんと対談しています。
     『マスコミ市民』(9月号)に前田朗さん(東京造形大学教授)が、私の『新・言論の覚悟』の書評を書いてくれました。ありがたいです。詳しく論評し、結論として、こう書いてます。
〈最後に鈴木はこう書いている。「『言論の覚悟』とは疚(やま)しさを背負って生きる覚悟である」〉
  1. 9月13日(火)一水会フォーラム。午後7時より。ホテルサンルート高田馬場。講師は小林節先生(慶應義塾大学教授)です。テーマは、「我が国の行き詰まりはやはり我が国の憲法に問題がある」。
  2. 9月15日(木)、月刊「創」主催、緊急シンポジウム「原発とメディア・第2弾!」6時45分開会、文京シビックホール。入場料1000円。
    〈第1部〉いまメディアは何が問われているか。
    上杉隆(ジャーナリスト)、森達也(作家)、高田昌幸(ジャーナリスト・元北海道新聞記者)、司会:篠田博之(月刊『創』編集長)
    〈第2部〉原発と市民運動
    雨宮処凛(作家)、鎌仲ひとみ(監督)、鈴木邦男
「鈴木ゼミin西宮」(9/19です) 「鈴木ゼミin西宮」(9/19です)
  1. 9月16日(金)、「週刊金曜日」発売。私が、衝撃的なインタビューをやってます。ぜひ、読んでみて下さい。
  2. 9月19日(月・祝)。「鈴木邦男ゼミin西宮」。午後2時、西宮駅前のCaféインティライミ。ゲストは本山美彦先生(大阪産業大学学長)で、テーマは「戦前の日本の右翼と社会主義」です。本山先生は、『金融権力』(岩波新書)など著書多数です。お問い合わせ、お申し込みは、鹿砦社 鈴木邦男事務局まで。0798-49-5302
  3. 9月26日(月)午後7時、「山羊に聞く?で羊に聞く」。代官山のライブレストラン「山羊に聞く?」で、羊年の私に聞くイベントです。第1回は、私の『新・言論の覚悟』をテキストに〈言論と暴力〉について話します。2ヶ月に1回ずつ、私の本をテキストに、「自著を語る」「自分史を語る」イベントです。さて、どうなるのでしょうか。期待と不安で胸が一杯です。
  4. 10月10日(月)代官山、「山羊に聞く?」で、5時より、金子遊監督の新作映画「インペリアル・国家論・君主論」上映会。そのあと7時より、監督と私のトークがあります。
  5. 10月29日(土」、見沢知廉の映画が封切りです。大浦信行監督『天皇ごっこ。たった一人の革命』。新宿のk'cinemaで。この日より3週間上映です。
     なお、封切り初日、10月29日(土)に午後1時の回の後で、監督と私のトークがあります。
  6. 11月6日(日)「vs原和美トークライブ=護憲派の原和美、今度は神戸の地で保守派論者と激突=」。午後1時半、神戸市勤労会館。
     ゲストは、飛松五男、本山美彦、鈴木邦男です。
  7. 11月27日(日)2時、「鈴木邦男ゼミin西宮」。ゲストは寺脇研さんです。教育問題や映画の話をします。楽しみです。
     お問い合わせ、お申し込みは、鹿砦社 鈴木邦男事務局まで。0798-49-5302